Windows10のエクスプローラーはSATAのHDDの表示がとにかく遅いです。
OSの設定などで少しは早くなるような気がするが体感的には微々たる差にすぎません。
根本的にスピードアップする、あるいは昔の普通の速度に戻すにはアプリを使うほうがいいです。
エクスプローラーの遅延はファイラーや検索アプリで解決できます。
おすすめアプリ
As/R
エクスプローラーより高性能なタブ型フリーファイラー。
フォルダー表示でエクスプローラーのようなツリー表示ができ、複数タブでファイル操作ができます。
再起動後にはタブ構成を復元してくれるのでよく使うフォルダにアクセスするのもにも便利。
エクスプローラーの上位互換ソフトとなっていて、さらに速度も速いとくればもはやエクスプローラーの存在意義が問われるというレベルの名作アプリ。
もっと早く使っておけばよかったと思っていただけるであろう一品です。
(とはいえ、速度低下やエラーが出る可能性もあるのでそのときはヘルプ参照のこと)
参考 As/R
Everything
エクスプローラーより高性能なフリーデスクトップ検索エンジン。
大量のファイルも超高速で検索できます。
検索条件をブックマークすることもできて気が利いています。
検索自体も多機能で、検索演算子・ワイルドカード・数値の大小などがで高度な検索ができます。
エクスプローラーは検索で取りこぼすことがりますが、Everythingのほうが取りこぼしは少ないです。
(エクスプローラーの検索取りこぼしはバグと言っていいレベルですがマイクソフトは全然直しませんね。あとWordもバグってると思いますが直しませんんね。)
このEverythingとAs/Rがあればエクスプローラーを使う必要性を感じません。
作者の方の技術力とフリーで公開してくれている心意気には感謝しかありません。
(補足:超高速検索とはいえ、ファイルの多いフォルダで内部インデックスがないときはインデックスを作るのに少し時間がかかる。そのインデックス作成もエクスプローラーに比べれば超高速。)
参考 Everything – Desktop Search Engine のインストールと使い方 E.i.Z
As/RとEverythingの連携
As/RからEverythingの検索機能を呼び出す設定にすることもできます。
無理してエクスプローラーを使う必要はない
基本動作が遅い上にさして役にも立たなインデックス更新のためにダラダラとHDDにアクセスしHDDの寿命を縮めているエクスプローラーは無理して使う必要はありません。
一通りの機能はそろっているので使ってもいいのですが、HDD寿命だけでなく電力も無駄に使ってしまいエコ的にもイマイチな感じがします。
そんなエクスプローラーを使い続けるのはPCユーザー的にもいちいちだと思われます。
(※高性能マシンをお使いの方やライトユーザーの々はたぶん気にならないと思うのでスルーしていただきたい)
エクスプローラーのメリットはファイラーと検索機能が一体化しているくらいかなと思いました。
ところが調べて見ると、これもAs/RとEverythingを連携させれば同じことができるのでメリットとは言えません。
結論「エクスプローラーだけに頼る時代は終わった」
SATAを使わずSSDの大容量HDDを使っているようなリッチな方々であれば別に関係ないです。
ですが、普通に安いSATAの大容量HDDを使うほうがコスパがよく賢い選択肢と言えます。
コスパを高めることは費用対効果における最適化であり最適化が正義であるPC業界ではコスパを重視することが正義です。
SSDをデータドライブに使うにはまだ値段が高すぎます。
同じ値段で何倍もの容量があるSATAを使わない手はない。
そうなるとエクスプローラーの遅延問題が出てくるのではやりエクスプローラーは使えません。
ということで、素直にAs/RとEverythingで代用すればわざわざエクスプローラーを使う必要はないです。
むしろ我々はエクスプローラーの束縛から解放され自由になったのではないかと思います。
今後は他のファイラー・検索アプリも高性能なものが出てくるかもしれないのでたまにはチェックしてみようと思いました。
ちなみにエクスプローラーは使い方に慣れている人が多いでしょうし、これはこれで進歩してきているのでいいところもあります。
別に気にならないという人は堂々とエクスプローラーを使い続けてください。特に悪いことではありません。
コメント