1996年発売の初代ディアブロからプレイしている私の分析では、3のほうが深く長く楽しめ、2はネット情報なしでもソロで自由に楽しめるのが特徴だと言えます。
どちらもダンジョン自動生成のハクスラでいいアイテムが出るたびに気持ちが高まる名作です。
アイテムはランダムで性能が変化するのでもっといいものを手に入れるために戦いが続いていきます。
アクションRPGに分類されますが、ローグの派生形なのでローグライクゲーやウィザードリィに近い盛り上がり方をするゲームです。
プレイ中の盛り上がりやゲーム体験全体はきっとあなたのゲームライフの良い思い出のひとつに付け加えられていくはずです。
かなり楽しめるはずなので両方プレイすればいいと思いますが、選ぶなら好みや現実的な条件から選べばいいでしょう。
そのためのポイントを説明していきます。ポイントをチェックしておくことで納得したうえで名作の深みのあるプレイ体験を味わうことができるようになるはずです。
そもそもディアブロって面白いの?
敵からいいアイテムがドロップしたらうれしいのはどのゲームも同じでしょう。ウィザードリィのころからのゲームの黄金律です。
ディアブロの場合はアイテムの性能がランダムなのでもっと良い性能のアイテムを探す旅が延々と続きます。
釣りで1~2時間に一匹釣れたときとか、パチンコで大当たりしたときとかの快感に近いです。それがゲームで手軽に楽しめる感じです。
ディアブロ1をやっていたころから感じていたのはウィザードリィのアイテム探しに近い感覚です。
ムラマサを探してワードナの迷宮で延々と敵を狩り続けていたような人ならきっとディアブロも楽しめるはずです。
ディアブロは元々はローグライクゲームとして開発されて途中からアクション要素が追加されて完成したのですが、ローグ系なので今でいうと風来のシレンとか不思議のダンジョン系が好きな人にもおすすめです。
楽しさをもっと詳しく分析したのが次の記事です。
2と3のプレイ感覚の違い
【結論】2はドロップ、3はビルドアイテム作成を楽しむ
これが結論に近いですが、レベルアップとドロップアイテムでキャラを強化していくのが2の楽しみ方です。
3はビルドを決めてから必要なアイテムを狙って作っていきます。
ドロップが基本ですが、アイテムの再作成などができるのでランダムながらも狙ってアイテムを手に入れていくことができます。
2のドロップで自力で強くしていく楽しみ方と、3のビルドを調べて計画的に強くしいく楽しみ方のどちらが自分に合っているかでどちらが面白いか決まります。
2だと少しでも性能がいいアイテムが出ればうれしい感じになって楽しめます。
3だとドロップはそこそこなのでそからさらに強化したり、ランダム変更でもっといいアイテムが出るのを待って出ればうれしい、という感じになります。
体感的にどちらが楽しいのかというと、やはり自分の力だけで楽しめるディアブロ2でしょう。
3のビルドも完成に近づくほどに心が高まって楽しめるのは事実です。
ですが、ビルドは完全に自作するものではなくランカービルドという答えが出てしまっているので自分だけの力で楽しむというゲームにとって大切なファンタジー部分が弱いです。
ランカービルドのほうがみんなが研究した結果なので強力です。これを使わない手はないのでどうしても人のマネになってしまい、オリジナリティが下がります。
体感的な自分のストーリーとしては、2はがんばって強くなっていくストーリーで、3はがんばって強いことが分かっているビルドに近づけていくストーリーになります。
大学受験でがんばって偏差値を上げていくような感じです。
どうがんばってもトップの東大とかはムリだなといったあきらめの要素が入ってしまうので、その分、「オレTUEEEE!」となるファンタジー要素が減ってモチベーションが下がります。
ゲームに何を求めるかは人それぞれでしょうが、自分で気になることや決めたことを試していくPDCA要素がゲームの醍醐味だと私は考えています。
目的が自然に制限されてしまう3と自由に強くなれる2とでは、強くなったときのゲーム的な結果は同じであったとしても、気持ちや体験としての満足感が違います。
ネット情報を調べること自体は別にかまいませんが、ランキングを見て他人と比較したりしないで、自力で楽しめる2のほうがゲーム体験としては満足感が高くなるはずです。
2は何も見ないで自由にプレイするのがおすすめですが、ルーンの組み合わせだけは分からないので見てもいいです。
もちろん最強を目指すならビルドやその他の仕様も知っておいたほうがいいです。
Diablo2 Resurrected Wiki(リマスター版)
D2XSpoilerJ Wiki(オリジナル版)
でもさぁ、ディアブロ3もランキングを見ないで自力でやればいんじゃない?
3を自力でやる手もあります。GR50くらいまではいけるはずです。そこで終わっていいならそれでいいのですが、それ以上の上を目指すならネット情報に頼ったほうが早いです。
3の最高級アイテムをプライマル・エンシェントと言いますが、これがGR70以上にならないと出ない仕様になっています。
自力でがんばってもGR70まではいけるという仕様なのではないかと思いますが、かなりつらいです。
このあたりをどう折り合いを付けていくかというのが2と3のどちらが面白いかという評価の分かれ道になるでしょう。
そもそもそんなことは気にならないし、普通に調べてプレイしているという人だったら、3のほうがおすすめです。
今回の2のほうが面白いといのは筆者である私の個人的なゲーム体験論によるものです。ゲームは自由なものですから自分の考えで自由に楽しんだほうがいいです。
難易度調整の違い
ハクスラで良いアイテムを探して敵を倒し続ける部分は同じです。2も3もキャンペーンモードのストーリー部分のプレイ感はだいたい同じです。
いいアイテムが出たら喜びまた戦いを続ける感じです。
大きく違うのは難易度調整です。2も3も敵が強くて先に進みにくくなってきたら、ストーリーを途中でリセットしてやり直すことでまたキャラを育てて先に進みます。
2はけっこう長い範囲でリセットされるので(リマスター版は試しませんが)、巻き戻りが大きい感じです。
3はほぼ巻き戻りなしで難易度だけ変えられます。キャラが強くなりすぎて敵が弱くなってきたら難易度を上げることでもらえる経験値とお金を増やすことができます。
難易度調整が気軽にできる3ですが、簡単すぎるのでゲーム世界への安定したイメージが崩れているのがささやかな弱点です。
難易度調整ができると出る敵の強さを自分で決められるようになるので、自分が敵を作っているような印象になります。
ゲームであっても世界というのは厳然としたルールの元に存在していいたほうがリアルなのですが、自分で変えられすぎるので軽めの世界観になっています。
そう感じない人は気にならないでしょうが、2のクリアするまで難易度を変えにくい世界のほうが世界としてはリアルなのです。
属性の影響が大きい
3の仕様では炎の敵を炎の魔法で攻撃しても普通にダメージが入って倒せます。2だとダメージが当たらないので別の氷属性の魔法などで攻撃しないといけません。
3のほうが敵の属性を覚えたり、攻撃属性を切り替える手間がなくて楽です。2の仕様はRPG系では一般的な仕様ですが、3になれてしまうと少し面倒です。
面倒なんて言うんもんじゃない。
的確な攻撃やプレイスタイルを自ら開拓していくのがゲームというものだろ。
でも、たしかにないようが楽だな。
3の属性は自分が攻撃するスキルの火力アップと敵からの攻撃を受けるときの耐性に影響する要素になっています。
敵には属性への耐性という概念がないので攻撃時のダメージを減らす要素になっていない点が特徴です。
敵に防御属性がないということは自分のどの属性攻撃でも同じようにダメージが通るということです。自分の攻撃が敵の持つ属性の耐性に影響されないのが3の属性の特徴です。
2の属性は自分から敵への攻撃にも適用されダメージが半減したり無効化されることがあります。
そのせいで敵の属性をいち早く見極めて的確な属性の攻撃をする必要があります。
3の適当に攻撃してもダメージが通るのと違い、2は敵と自分の攻撃属性を常に把握しておかないといけないので面倒です。
1のときも物理無効の敵が出ると戦士などは無視して逃げたりしていましたが、2の属性が合わない敵もなかなかやっかいな敵になります。
そういうのが面倒なので3では属性による敵へのダメージ低下という仕様がなくなったのでしょう。ゲームも進歩してますね。
ディアブロ1のころは魔法が効かない敵が出ると、魔法じゃ倒せないから石化して斧で叩いたりしてたよね。
今、考えるとたいしたドロップが期待できる訳じゃないからスルーしてもよかったな。
ディアブロ2と3のゲームの目的
まずはゲームシステム的な目的を説明します。2はラスボスのディアブロを倒すのが目的です。
3も最初は同じですが後からもっと強いボスやチャンレジ要素が追加されたのでGRランクアップというチャレンジ要素で高ランクを目指すのがゲームの最終目的になります。
ハクスラですから実際のプレーヤーの目的はよりよいアイテム探しになります。
2はドロップだけですが、3になるといわゆる鍛冶や錬金術の要素が加わりランダムで高品質アイテムを出したり作ったりすることが目的になっていきます。
ストーリーとかは別に読まないので英語でもあまり関係ありません。
英語だとゲーム内用語や俗語が多くてそもそも教科書的な英語じゃないので理解する何度も高く義務教育レベルでは解読不能な気がします。
キャラの成長システム
2は自分でスタータスを振っていくタイプです。スキルはツリーになっていて少しずつ育てていきます。
3はレベルアップ時のステータス成長率は固定になっていてアイテム性能でキャラを強化するタイプです。
スキルやアイテム性能の組み合わせを工夫して相乗効果を狙ってどんどん強くしていきます。
3は特殊効果やスキルの種類が多彩なので強くするには知識が重要になります。
それに引き換え2はとにかく強いアイテムさえ出れば強くなるのでシンプルな作りになっています。
例外と言っていいかと思いますが、2のアイテムのソケットにはめるルーンだけは調べないと効果がわからないので気を付けてください。
組み合わせで効果が出るのですがゲーム内にヒントなどはなかったと思うので検索したほうがいいです。
スキルシステムの違い
2はスキルツリー型で特定のスキルに特化していきます。3はスキルが独立していて使うものを組み合わせて特化していきます。
2はスキルツリーを育ててじわじわ強くなっていき、3はうまく組み合わせると火力が爆上げになって高まる感じです。
3ではアイテムにスキル効果が付く仕様になったのでより深い組み合わせが可能になっています。
マップの違い
2はストーリーモードしかないので毎回ストーリーモードのゲームを作ってプレイします。
これが3になるとストーリーのマップを使った報酬クエストやNR/GRというチャレンジマップ、毎週更新されるチャレンジモードなど多彩なマップを楽しむことができます。
2は最高難度をクリアしたあたりがゲームの卒業ラインですが、3はクリア後も高難度のGRを攻めるという目標の元、延々とプレイを続けられる仕様になっています。
3のほうがいわゆるクリア後(最高レベル到達後)にプレイを続けられる遊びの幅が圧倒的に広いです。
2は長く遊べないかと言うとそんなことはありません。他のクラス(職業)があるので全クラスで最高難度クリアを目指せばかなり長時間楽しむことができます。
要は遊び方次第ですが、3のほうが新しい分、飽きにくい仕様になっています。
ゲームシステムの違い
ゲーム全体としては2がほぼ一本道の展開なのに対して、3は特に最高レベル到達後(クリア後的なイメージ)ですが一気に自由度が上がり、むしろ最高レベル到達後のほうがギミックが増えてより深く楽しめる作りになっています。
ただし、3を高レベルまで深く楽しむにはネット情報が必須で装備やスキルの組み合わせなどのキャラビルドを検索して研究しないと強いキャラが作れません。
それを考えるとネット検索せずに自力だけでも楽しめる2のほうが気楽にプレイが続けられます。
2もルーンや強いビルドは検索しないと分からないのでもっと強くなりたいなら調べたほうがいいです。
参考 Diablo2 Resurrected Wiki(リマスター版)
参考 D2XSpoilerJ Wiki(オリジナル版)
2と3では発売日に13年の開きがある(※)ので新しい3のほうがスキルの種類やシステムが大きくグレードアップしています。(※2が2000年、リマスター版が2021年、3が2013年に発売)
2のほうがシンプルに楽しめますが、3もシンプルに楽しもうと思えば最高レベル到達まではシンプルに楽しめます。
3は最高レベル到達後の要素が膨大で期間限定モードが延々と更新され続けている点でとても長くプレイできるゲームになっています。
特にシーズンジャーニーという期間限定モードは改定された新仕様で全プレーヤーが毎回キャラレベル1からの再スタートできる新鮮なプレイが楽しめるモードになっていて人気です。
シーズンジャーニーがなければプレイを卒業していた人は多いでしょうが、このおかげでゲーム発売後10年以上たった今でもプレイをし続けられています。
3のやり方を調べるのはけっこう大変なのですが、このサイトでまとめているので参考にしてください。
英語版ディブロ3のPC用体験版がプレイできる
3のみですがPCで体験版がLv10までプレイできます。
気に入ったらダウンロード販売からそのまま同じキャラでプレイすることができます。ですが、気に入ったのなら1から順にプレイするのがおすすめです。
PCの要求スペックはかなり低いので少しくらい古いノートPCでも普通に動くはずです。古すぎて動作が遅い場合はテクスチャーなどの動作スペックを落とせば快適なレベルにできるはずです。
【お試し】シリーズ未プレイの場合
3のPC用体験版がお手軽です。3よりも自由度やスキルの種類などは少ないですが、仕様が近いイモータルも基本料金無料でプレイできます。
イモータルはスマホ/PCのクロスプラットフォームでお手軽です。イモータルは後の項目で説明してます。
体験版ではLv10までとはいえ、3のほうが自由度が高いので3のほうがおすすめです。3の後にイモータルをやると自由度が低くてかなり苦しい感覚になります。
イモータルから始めてしまえばいいですが、イモータルはライフを回復しにくいのでけっこう苦しい戦いになります。
ポーションをガブ飲みができないので、回復手段が見つかるまではライフを気にしながらの緊張感のある戦いになります。
3だと一気にライフが削られるものの一気に回復できるようなザックリした世界なので、3になれるとキツイです。ストレスが溜まります。
2はPC版のみですがたまにやってるセールで1700円くらいでプレイできます。3のPC版もセールで2500円くらいになるのでセールが狙い目です。
どちらもゲームとしては安いほうですし、2000~3000円くらい払えばずっとプレイできるので初めから買ってしまってもいいです。
PC版の3は英語版しかないのでCS版も選択肢に入ってきます。
プレステや Switch 版はソフトが5000~6000円くらいでさらにゲーム用通信費が1000円前後かかるので慎重に選んだほうがいいです。
【やるきマンマン】全シリーズをプレイ
1から順にプレイするのが一番楽しめます。シリーズが進むごとにスキルやゲーム仕様がどんどん拡張されていったのでシンプルな1から順にプレイしたほうがいいです。
1から全クラスをクリアレベルまで育てて楽しんでいけば何年も楽しめます。
PC版とゲーム機版の違い
ディアブロはPC以外にもプレステ、Switch、Xbox などでもプレイできます。PC以外だと Xbox 版は英語だったりするのでプレステか Switch でプレイするのがお勧めです。
PCとコンシューマー機との一番の違いは操作がマウス&キーボードかゲームパッドかという部分です。
パッドはキャラ移動が十時キーやアナログスティックで出来て楽です。ボタン同時押しができるのでスキルやポーション使用が楽で少し早くなります。
敵への攻撃はオートターゲットになるので大群の中から狙った敵だけを攻撃するようなことには向きません。
PCならピンポイント爆撃できてより正確なプレイができます。
PCはマウスのクリックで移動してキーボードでスキルやその他の機能を使えるので、使いこなせば素早い操作が出来るようになります。
全体的にパッド操作のほうが楽なものの、メニューがやや複雑になりがちです。PCは操作は少し大変なものの慣れれば素早く的確なプレイができるようになります。
ゲーム内容はディアブロ1以外はほぼ同じなので持っているハードや好みで選べばいいでしょう。
ディアブロ3やイモータルは1万円の中古ノートPCでもプレイ可
PC版を始めるなら中古ノートPCがおすすめです。あとはマウスがあれば普通にプレイできるはずです。
最悪、処理が遅いときはゲーム内のグラフィック系の設定を低スペック対応にすればいけるはずです。
私も数年前に買った3万くらいのノートPCを使っていて、スペックは今の1万のとほぼ同じくらいですから大丈夫でしょう。
ちなみに2や4は最低スペックを満たしてないのでプレイできません。注意してください。ノートPCはグラフィックが弱いのでムリです。
2や4をプレイするなら安いデスクトップPCに必須環境を満たすグラフィックカードを増設したほうが安上がりです。
ディアブロ1をプレイする方法
1はプレステに移植されているので、ソフトとプレステ1~3の本体があればプレイできます。移植版なので仕様は少し違います。
ちなみに PlayStationStore のゲームアーカイブで検索しましたが見つかりませんでした。古いゲームなので今後も追加されない可能性が高いでしょう。
PCのオリジナル版も売ってますが値段が高いですし、オンライン専用でWindows95など当時のOSをインストールしたPCが必要になるので、そもそもプレイできるかどうかあやしいです。
パッドで2人強力プレイもできます。味方にも攻撃が当たるので魔法で倒せたりするところが時代を感じます。
キャラが倒れると床に装備品をばらまいてしまうのが懐かしいところです。
PC版は別に復刻されていてGOG.comで9.99ドルで遊べます。移植版ではなくオリジナル版を楽しみたい人にはこちらがおすすめです。(もちろん英語版のみ)
⇒ 初代『ディアブロ』PC版がGOG.comで配信開始
ディアブロ2をプレイする方法
2は新しいリマスター版がSwitch、PS4/5、PCでプレイできます。
オンラインで8人まで協力プレイが出来るので知り合いやると盛り上がります。
2に限ってはゲームパッドよりマウスが使えるPC版のほうがプレイしやすいイメージがあります。
リマスター版はダウンロード販売のみでハード別に販売されています。3より新しいのに1700円くらいで安く手に入るのも魅力です。
2もオリジナルのPC版のソフトが売っていますが、値段が高く、発売当時2000年ごろに主流だったWindows/MacのOSをインストールしたPCが必要になるはずなのでおすすめではありません。
動画はあまり調べてないですがゲームのイメージが伝わるので紹介しておきます。
YouTube 【おに子】ディアブロ2【Diablo2】 (初々しい初心者実況)
YouTube Diablo2Resurrected Necromancer実況プレイ1 (ためになるベテラン実況)
2は何も見ないで自由にプレイするのがおすすめですが、ルーンの組み合わせだけは分からないので見てもいいです。最強を目指すならビルドやその他の仕様も知っておいたほうがいいです。
Diablo2 Resurrected Wiki(リマスター版)
D2XSpoilerJ Wiki(オリジナル版)
PC版 ブリザード公式サイト
Switch版 ディアブロ II リザレクテッド ダウンロード版 My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)
PS4/5版 PS5™_PS4®『ディアブロ II リザレクテッド』本日配信!– PlayStation.Blog 日本語
ディアブロ3をプレイする方法
3はプレステ/Switch/PC/Xbox海外版と選択肢が豊富です。基本的には自分の持ってるハードのものをプレイすればいいでしょう。
PC版/CS版は一長一短です。コントローラーで操作したほうがボタン押しっぱなしできるので楽な部分がありますが、PC版のマウスのほうが的確にポインティングできるのでスキルによっては有利なことがあります。
PC版とXbox海外版は英語なので、今、日本人がプレイするならプレステ4以降版かSwitch版がおすすめです。
細かい比較ポイントは次の記事にまとめてあるので参考にしてください。ちなみにプレステ版も人気ですが、私が未プレイだったら Switch 版をするだろうと思います。
Xbox版はゲーム内が英語で、アカウント登録なども英語なので普通の人は買わないほうがいいです。日本語のSwitch/PS版があるのであえて選ぶメリットはありません。
次はどのバージョンがいいかという話です。後からクラス(職業)やマップが追加されているので新しいほうがいいです。
お金をかけずにディアブロ3をプレイ
3のPC用体験版ならLv10までですが、基本5クラスをすべてプレイできます。Lv10になった後はゲームを購入すれば、キャラとゲームデーをそのまま引き継いでプレイすることができます。
次に安上がりなのプレステ3番の中古ソフトです。シーズンジャーニーなどの新ギミックは楽しめませんが、基本的な部分は楽しめます。
プレステ3の初期版はバグがあるのでもう少し新しいバージョンのほうがおすすめです。
さらに今、ディアブロ3をプレイしたと人に言うなら、せめてオンラインのシーズンジャーニーはプレイしておきたいです。
できれば、プレステ/Switch/PC版のどれからでオンラインプレーして終盤まで(GR70以上)プレイするのがおすすめですが、お金をかけたくないならプレステの中古で安いのを探すのがおすすめです。
でも、プレステはそもそも本体が高くないか?
ハードディスクの寿命もあやしいぞ。
プレステも Switch も持ってない人はハードを中古で買ってもいいのですが、中古なら1万円のノートPCでもプレイできるのでPC版も選択肢に入ってきます。
なんといってもPC版ならゲーム用の通信費が無料なので基本の通信費の他にお金がかからないというメリットがあります。
CS版でオンラインプレイすると毎月費用がかかりるのでそれを計算にいれるとPC版のほうが安上がりです。
2でも3でもないですが、3に近いイモータルなら基本料金無料でさらにスマホでもプレイできるのでやってない人は試してもいいです。
イモータルなら無料プレイ可能
スマホとPCのクロスプラットフォームでプレイできる基本料金無料のディアブロイモータルもリリースされています。
クロスプラットフォームなのでスマホとPCで同じキャラを使ってプレイすることができます。スマホユーザーとPCユーザーが同じ世界でプレイする形になっています。
MMO で人が多いのも特徴です。
PC版はディアブロ3が動く程度の低スペックPCでも動作するので、今のPCならかなり古いものでプレイできるはずです。
システムは3に近く、3の大量のスキルを絞ってすっきりさせた印象です。MMO なのでチャレンジモード以外の難易度が自分で変えられない分、自由度はやや下がったイメージです。
その分、イベントが豊富でやろうと思えばやれることがたくさんあります。
課金しないといいアイテムは手に入りにくいですが、無料でも全スキルを習得するLv50くらいまでは普通に楽しめます。
Lv50以降は8人パーティでないとチャレンジできないレイドイベントがあったりするのでパーティを組む必要があるのがデメリットです。
パーティを組んだ方がドロップ率が上がり有利なのですが、残念なことにひとりで最後までプレイできる仕様ではありません。
どっぷりプレイするならいいですが、軽くプレイするにはメンバー探しに苦労します。
基本は無料なものの、やはりネックとなるのはヒカキンコンプレックスです。課金プレーヤーにはどうせ勝てないと思い始めてしまうとあまり楽しめません。
素直に課金するといくら使えばいいのかよく分からないので、やっぱり迷いが出てきてしまいます。
月1000円までと決めてバトルパスやゲーム内通貨を少し買うくらいでプレイしたらちょうどいいかもしれません。
もう少し詳しいイモータル情報はこのサイトの次の記事を参考にしてください。
⇒ ディアブロイモータル入門 初心者向け情報(PC/スマホ)
プレイしたい場合はPC版はこちらからバトルネットアプリをインストールしてそこからイモータルをダウンロードしてください。
⇒ Battle.net App – Blizzard Entertainment(日本語)
【まとめ】サクッと楽しめる2、深く味わう3
本質的な結論は「2はドロップ、3はビルドアイテム作成を楽しむ」の項目で先に説明していますが、基本的にはどちらも楽しめるので両方プレイするのがおすすめです。
個人的にはネットで調べなくても最後までほぼやり切れる2のほうがゲーム体験としての満足度は高くなると分析しています。
3もネット情報なしでプレイすることもできますが、終盤のGR100まで攻めきるのが難しくなるのでネット情報を見ないと不完全燃焼感が残ります。
(※GR50を自分のクリアラインとして自由にプレイするならネット情報なしでも楽しめる)
このあたりは好みの問題でもあるので好きにすればいいのですが、どちらを先にするかは次の説明を読んで、直感的に決めてみてはどうでしょうか?
いいアイテムが出るとうれしいという基本は同じですが、シンプルにサクッと楽しむなら2がおすすめです。
3はアイテム/スキル/ギミックなどが多いので調べるのが大変ですが、深く楽しめるのでどっぷり楽しむなら3がおすすめです。
両方やる気になっている人なら2を先にするのがおすすめです。3のほうが仕様的なボリュームが大きく複雑でグレードアップしているからです。
3は仕様が多く複雑ですが、それをやわらげるために初級~中級者向けにプレイの仕方を説明した記事があるので参考にしてください。
下の初級・中級記事でGR90突破できるくらいの情報をすべて公開しています。これからプレイする人には特におすすめです。
3はGR90までいけば一通りやりきったと言えるくらいのレベルになります。ここまで行けるならネット情報を見ても満足度の高いプレイ体験になるはずです。
気にせずネット情報を分析してナイスなキャラビルドを目指してください。
【おまけ】ディアブロの思い出
予約してなかったので「ディアブロ2を発売日に買うのはムリかも」と思いつつヨドバシカメラまで歩いて買いに行ったら、ソフトが山積みになっていて余裕で買えました。
前作のディアブロ1が英語版しか出なかったので、2も英語版しかないだろうと思って英語版を気にせず買いました。
ところが、2は後から日本語版が出ることになり少しだけ悔しい思いをしました。
次の3の発売日はどうだったかというと、リリースが前作から13年後と長期スパンだったので作っていることしら知らずに発売日を全然チェックしていませんでした。
それが偶然ゴールデンウィークに発売まで残り2週間だと知りました。「これは大変だ!」ということで必死で要求スペックを満たすPCを用意したものです。
当時から要求スペックは低かったので普通のPCに安めのグラフィックボードを指すだけでいけました。
英語か日本語かなんてささいなことは気にする余裕はありませんでした。当時は民主党の失策でドル円相場が円高になっていて約60ドルのゲームが4600円くらいで安く買えたことを喜んでいました。
これを書いている今のドル円相場は135円くらいなので60ドルだと8000円以上になります。3400円も安い計算になるのでかなりお得です。(※ディアブロ3は今は2700円くらいに値下げされてますが)
さて、ディアブロ2の話に戻りますが、結局、後から日本語版も買ったのですが、町の人が日本語でしゃべるので少し気持ち悪かったのでボリュームを下げてプレイしてました。
2で最初の英語版をやっていた当時は他の人のバーバリアンがワールウィンドで移動しながらバンバン敵を倒していたことに衝撃を受けました。
(※補足:2のバーバリアンにはワールウィンド以外の範囲攻撃はほぼないので1匹ずつ倒すのが基本スタイル)
ちょうど同じバーバリアンでプレイしていたので私もワールウィンド型を目指すことになりました。
その後は一連のストーリーをクリアしては難易度を上げていくことで3回楽しみ、さらにLv86くらいまで上げました。
そのころにはチートアイテムが横行していて私もスキルやステータスが何倍も上がってしまうアミュレットをも知らない人からもらいました。
ネクロマンサーだとスケルトンを100体くらい連れて歩けたりして面白かったのですが、所詮はチートアイテムなので飽きるのも早かったです。
そんなある日、Lv80超えのバーバリアンだった私に外人さんが「なんでプレイを続けてるの?」と英語で聞いてきました。
「強くなるため」と私は答えました。すると「十分、強いじゃないか」と返ってきました。
ドラクエで最高レベルまで上げると王様が同じようなことを言うことを思い出しました。
たしかにキャラは強くなっていたし、それ以上強くなっても特にやることはありませんでした。
当時は効率がいいとされていたメフィストやディアブロを倒し続けるメフィストランやディアブロランを繰り返す日々でした。
言われるまで気が付かないとは意外なことですが「そういえば、もうやることはないな」と思うようになって私のディアブロ2ライフはいったん幕を閉じることになります。
とはいえ、他のクラスや拡張版の新クラスも試していたのでかなり長時間楽しめたことには違いありません。
これを書いている今は3をプレイ中で全クラスGR50を突破していて、そのうち5クラスでGR90突破を果たしたところです。
そろそろリマスター版の2をプレイするのもいいかもしれません。
3は今シーズン28ですが、今後の仕様変更での各クラスが大幅に弱体化する可能性は低いです。
3は2013年リリースでかなり時間がたっているのでネトゲにありがちな強さのインフレ期(※)に入っている影響もあります。(※ゲーム人気が下火になって強いアイテムやキャラを手に入れる難易度が下がる時期のこと)
私のスキルも上がっているので全クラスGR100まではいけそうなのでそこまでは続けてもいいかもしれません。
さらに続けるなら全セットのビルドでGR100突破を目指すこともできますが、さすがにこれはやりすぎかなとも思います。
ビルドによって操作しにくいものがあってあまり快適にプレイできないので、全部やる必要はないでしょう。
何に時間を使うかは他のゲームやその他の趣味とトレードオフになるので、もっと楽しめそうなものを探すのもいいです。
ネットゲームは長くプレイできますがクリアがないのでクリアラインを決めておくと続けるにも止めるにも判断が楽になります。
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